デバッグ時にブレークポイントを張ってそこからステップインでデバッグというのは、IDE使ってる開発者なら誰もがやってる思います。
このとき、ある条件を満たせばブレークしたいという時も結構あるのではないでしょうか。
ViisualStudio2005にはその機能が用意されています。が、自身も気がついたのはごく最近で、周りでも有効に使ってる人はいませんでした。
方法はごくごく簡単で、ブレークポイントを張ったのち、そのブレークポイントを右クリックして、「条件」を押下します。
「ブレークポイントの条件」という子ウィンドウが出るので、そこで条件式を入れます。
(C#の場合は比較演算子は if 文で用いる時と同じように == と書かないといけません。VBの場合は = でOK見たいです。)
「trueの場合」にチェックを入れると、条件式で得られる値がtrueのときにデバッグがブレークします。
「変更された場合」にチェックを入れると、条件式で得られる値が変更されたときにデバッグがブレークします。
条件が付いたブレークポイントはアイコンの中に白十字がでて分かりやすくなってます。
他にも、VSのブレークポイントはヒットカウントとかフィルタとかあるので、使いこなせればかなりデバッグに活用できますね。
参考:
@IT特定の条件のときにデバッグをブレーク(停止)させるには?[C#、VB]
Visual Studioでブレークポイントを設定(条件付き)