3流プログラマのメモ書き

元開発職→社内SE→派遣で営業支援の三流プログラマのIT技術メモ書き。 このメモが忘れっぽい自分とググってきた技術者の役に立ってくれれば幸いです。(jehupc.exblog.jpから移転中)

(ツール)ALFTP5.1 bata1を試してみた

一昨日の窓の杜にて簡易的なFTPサーバー機能を備えた3ペイン型FTPクライアント「ALFTP 日本語版」という記事があり、FTPサーバの文字にひかれて試してみました。

ダウンロードは下記から。

http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/net/se467864.html

開発元のWEBサイトは下記です。

http://www.altools.jp/product/ALFTP/Intro.aspx

長いことFFFTPを使っていたため、フォルダのツリー表示はいいなと思います。

また、転送するファイルを予約できるので、「異なるフォルダに、ひとつずつファイルをアップロードしていると、待ち時間がもったいない」といった不満を感じることもないでしょう。

機能の一つに、「FTPサーバー上のファイル編集」というものがありますが、関連付けを拡張子で自分で設定しないといけないのはちょっと不便ですね。どうせなら、Windowsの設定してある拡張子に関連付けられたソフトと、どのソフトで編集するかのダイアログ機能があったりしたほうがいいのかと思います。

目玉のFTPサーバですが、本当に簡易的なものでした。確かにLAN内で違うOSとやり取りするときは便利かもしれませんが、Windowsだけだとファイル共有(samba)のほうが便利でしょう。ネット越しにアクセスするにはルータをゴニョゴニョしないといけませんし。(特にFTPはセッションがややこしいプロトコルだけにルータ越えが一番大変)

HamachiSkypeのように、複雑な設定なしでうまくファイアウォールや、NAT越えできるとかなり普及すると思うんですけどね。

あと、最大の欠点が文字コードの問題です。

自宅でたててるFTPサーバはHyper-V上のLinux(CentOS)なのですが、文字コードUnicodeを使ってます。

で、ALFTPは文字コードの設定がなく、すべてシフトJISで転送してしまいます。Linuxのコンソールからみると文字化けしまくり。おまけに、自宅サーバ使ってるユーザにはUTF8でつなぐよう指示してるので、いまさら変更もできません。

しかし、SFTP 接続が可能なのは便利そうでした。試してはいませんが、やはり今後はセキュアなファイル転送が求められると思うので、この機能は必須だと思います。(けど、自宅サーバはいまだにリスク高の生FTPですが。。)

ということで、今後の機能拡張に期待ですね。細かいネットワークの設定をFFFTPなみの水準まで上げたら、乗り換えようかと思います。