(ハードウェア)不良CD挿入から始まったストレージデバイスの異常
昨日自宅サーバで起こったトラブルです。
OSはWindows Server 2008 (Hyper-VでLinuxサーバ運用)。
ストレージの接続は下記のようになっています。
+---HDD(Hyper-V用) \Device\Harddisk1\DR1
SATA-----HDD(Boot,OS用) \Device\Harddisk1\DR0
USB------HDD*2
ことの始まりは不良CD-RWを入れたことが原因でした。
しばらく光学メディアを読み込んでいたと思ったら、突然IDE接続のHDDとUSB外付けHDDがOSから認識されなくなったのです。(デバイスマネージャーからも焼失)
イベントログを見たらこんな順序の感じの警告とエラーが発生してました。
レベル :警告
イベントID:15
ソース :cdrom
ページング操作中にデバイス \Device\CdRom0 上でエラーが検出されました。
↓
レベル :エラー
イベントID:51
ソース :disk
デバイス \Device\Harddisk1\DR1 はまだアクセスできる状態ではありません。
↓
レベル :エラー
イベントID:11
ソース :atapi
ドライバは \Device\Ide\IdePort0 でコントローラ エラーを検出しました。
↓
レベル :警告
イベントID:15
ソース :disk
ページング操作中にデバイス \Device\Harddisk1\DR1 上でエラーが検出されました。
↓
レベル :エラー
イベントID:12
ソース :PlugPlayManager
デバイス 'Optiarc DVD+-RW ND-3570A ATA Device' (IDE\CdRomOptiarc_DVD+-RW_ND-3570A________________104B____\6&39eba4c8&0&0.0.0) は、最初に取り外しの準備が行われずにシステムから消滅しました。
↓
レベル :エラー
イベントID:12
ソース :PlugPlayManager
デバイス 'ST380021A ATA Device' (IDE\DiskST380021A_______________________________3.19____\6&39eba4c8&0&0.1.0) は、最初に取り外しの準備が行われずにシステムから消滅しました。
どうやら、CD-RWの読み込みエラーがスレーブのHDDとIDEコントローラに影響を与え、IDE自体のデバイスをソフトウェア的に削除したみたいです。
イベントログには載ってませんが、このときUSBの外付けHDDデバイスも切り離してました。
さて、ここでとりあえずシステムの再起動をしようと判断したわけですが、BIOSのPOST画面でフリーズしてしまいます。
そこで、USB外付けHDDを取り外すとちゃんと起動するようになりました。
いろいろ調べた結果BIOSを設定することで、USB外付けHDDをつけたままシステムを起動することができました。
BIOSで「Lagacy USB storage detect」を「Disable」にするとOKです。
これは USBメモリ、USB HDDなどのストレージ機器を起動時に検出させるか否かの設定 らしいです。
以前はこのようなことはなかったのですが、どうやら不良CD挿入によるIDEコントローラ周りのエラーがハードウェア自体になにか影響を与えているのかもしれません。
ネットで探すと結構USB HDDつけたままのシステム起動が失敗する例もあるようです。
結局、不良CDを入れたくらいでなぜIDE系統やUSB系統が落ちるのかは不明でした。
おそらく安物光学ドライブの問題でおかしなIDEコマンドでも送ってマザボのコントローラ側に影響を与えたのではないかと思います。
ということで、サーバ機の光学ドライブを見直さないといけなくなりましたね。
まあ、予算がないんで、しばらくは怪しげなメディアをいれないような運用にしないといけないと思います。。
余談ですが、不良CDをNeroでチェックしたら、こんなにもエラーが出てました。