3流プログラマのメモ書き

元開発職→社内SE→派遣で営業支援→開発戻り浦島太郎状態の三流プログラマのIT技術メモ書き。 このメモが忘れっぽい自分とググってきた技術者の役に立ってくれれば幸いです。

(MCP70-642)2.4 DNSの管理と監視

MCP70-642 Windows Server 2008 Network Infrastructure, Configuring のメモです。

参考書は下記を使用。

MCP教科書 Windows Server 2008 Network編(試験番号:70-642) (MCP教科書)

■2.4.1 エージングと清掃

DNSサーバの運用時に発生する可能性のある問題。

・古いコードがのこる

DNSデータベース肥大化

・ゾーン転送量増大

・動的更新で登録されたレコードが残る

エージング

 古いレコードを削除するかどうかの判別する処理。

清掃

 実際にレコードを削除する処理。

非更新間隔

 DNSサーバは REFLESH (内容変更しないタイムスタンプのみの更新) は受け付けず、 UPDATE (内容変更伴う更新) を受け付ける

更新間隔

 REFLES,UPDATE ともに受け付ける。

非更新間隔、更新間隔中(合わせてエージング期間) に一切の更新処理が行われないと、清掃される。

レコードのタイムスタンプに基づいてエージング、清掃の判断を行っている。

静的レコードはタイムスタンプがつかないので、エージング、清掃の対象とするには手動でタイムスタンプを設定すること。

エージングと清掃の設定

DNSサーバーのエージング設定

 DNSマネージャーから「すべてのサーバーに対しエージング/清掃を設定する」。ここで、非更新間隔、更新間隔を設定(デフォルト7日)。

 「この設定を既存のActiveDirectory統合ゾーンに適用する」とすると、ActiveDirectoryも対象に。

DNSサーバーの清掃設定

 DNSサーバプロパティの詳細設定タブにて、「古いレコードの自動清掃を有効にする」。清掃期間はデフォルト7日(7日毎に清掃)。

・ゾーンのエージング、清掃設定

 DNSサーバプロパティの全般タブにて、「エージング」→「古いリソースレコードの清掃を行う」をチェック。

※今すぐ清掃するには? DNSサーバプロパティで、「古いリソースレコードの清掃」を実行。

■2.4.2 サーバーキャッシュの消去

DNSマネージャでキャッシュ表示するには「表示」メニュー→「詳細設定」チェックしてないとダメ。

TTL

 キャッシュとして保存する期間のこと。

キャッシュの消去

 DNSマネージャでサーバ右クリックの「キャッシュの消去」でOK.

 コマンドは

dnscmd サーバ名 /clearcache

■2.4.3 ゾーン情報・リソースレコードの確認

なにやらコマンドがちと多い章で。。

ゾーン一覧表示

dnscmd サーバ名 /enumzones

ゾーン情報確認

dnscmd サーバ名 /zoneinfo ゾーン名(FQSN)

ゾーン情報をファイルエクスポート

dnscmd サーバ名 /zoneexport ゾーン名(FQSN) ファイル名

nslookup

これは日常よく使うコマンド。。。けど、あんまり詳しい使い方は知らない。

set all パラメータ :nslookup の現在の設定を表示

set domain パラメータ :既定のDNSドメイン名を指定した名前に変更。(??????)

set q || type パラメータ:レコードの種類を変更。