3流プログラマのメモ書き

元開発職→社内SE→派遣で営業支援の三流プログラマのIT技術メモ書き。 このメモが忘れっぽい自分とググってきた技術者の役に立ってくれれば幸いです。(jehupc.exblog.jpから移転中)

サーバ用PCケースをAntec SOLO BLACKに変えてみた

現在使ってるサーバ用PCの背面ファンが調子がおかしくなり、数百rpmしか回らない割に爆音を発するようになりました。

ファンだけ交換しようかと思いましたが、どうせならケースの静音ケースに変えてしまおうと思い(今のケースはフロントがすかすかでそっからファンノイズが漏れてるので)、ちょっと古いですが Antec SOLO BLACK に交換してみました。(新品はまだまだ値が張るのでヤフオクで落としましたが状態が結構よかったので助かりました)

写真メインで Antec SOLO BLACK をレポしていきます。

SOLO BLACK
SOLO BLACK

↑これが交換前のPCケースです。知人からのもらいものなので詳しい仕様は不明。

フロントに吸入口のスリットがあるため、ここからファンノイズが結構漏れてました。

↑SOLO の全体です。

↑SOLO の底面側です。底面側にも吸気口のスリットがあります。また、シリコンゴム製のインシュレーターがついています。

↑シリコンゴム製のインシュレーター拡大です。かなりやわらかく、これで本体の振動が床に伝わるのを防げそうです。

↑背面側です。

↑フロント側からみて左側のサイドパネルです。ドライバーレスで手で回せるねじがあり、外してもサイドパネルについたままのでメンテが容易になります。また、黒いパネルは遮音効果があるようです。

↑内部です。背面には12cmの大型ファンが搭載されています。PCIスロットは普通のねじでつけるようです。シャーシはスチール製なので、結構思いですね。

今のメインPCのシャーシはアルミ製なのでかなり余計にかなり重く感じられます。

↑フロントパネルは左サイドパネルを取り外し、左側のツメを外すとこのように片開きドアごとく開きます。

また、水洗いも可能と言われてる防塵フィルターがフロントファン*2の手前についてますね。ただ、フロントファンはついてないので別途用意しないといけません。

↑フロントファン部分も右側のドライバーねじを外すことで、左側軸の片開きドアごとくあけることができます。

そして、見えてくるのは3.5インチシャドウベイ。簡単に取り外し可能なトレイが4つあります。この方式だとHDDのメンテが非常に楽になりうれしいですね。

↑移行前の旧PCケースの内部です。

↑これが、サーバとして使ってるマザボードです。

大まかなスペックは

CPU :Xeon E3110 (3.0GHz Wolfdaleコア E8400が品薄の時に手に入れたやつです)

メモリ:UMAX Pulsar DDR2-800 4GB(2GB*2)

マザー:GA-G33-DS3R (実はXeonは未サポート)

グラボ:オンボード(G33 Intel GMA 3100)

↑HDDトレイです。このシリコンゴムの上にHDDを載せます。そしてねじ止めも、シリコンゴムの中に特製のねじを使って取りつけます。

HDDの振動がシャーシに伝わらないように工夫されてますね。

実は SOLO はもう一つゴムバンドによるHDD装着方法もありますが、今回落札した文にはついてませんでした。まあ危なっかしいですし、HDD装着数も3台に減るのであっても使わないと思いますが。。

↑今回最大の誤算です。今までファンコントローラとして「KAZE MASTER」を使ってて、今回も背面ファンを KAZE MASTER で制御しようと考えてました。

が、背面ファンは独自にファンコンがついてるようなのです(上部の図)。ただし3段階でしか調整できません。そして電源はドライブ用4pinにつながってます。ということは、KAZE MASTER で微妙な調整ができないのです。。。せめて、電源部分だけでも普通のファンコンと同じコネクタにしてほしかったですね。。

↑SOLO にPCパーツを換装したところです。

↑フロント部分です。5インチベイドライブもマウント方式なので簡単に脱着が可能です。

フロントは92mmファンが二つ付くのですが、手元になかったため、暫定的に8cmファンを一本だけのねじ止めで対応してます。

↑底面側の吸気口ですが、床のほこりをすごく吸い込みそうなのでテープで塞ぐことにしました。

↑パネルをはめたところです。FDDが白なので不自然w

↑電源を入れたところ、電源LEDが点灯しませんでした。

なんでだろうと思ったら、POWER LED の +,- が逆でした。

しばらく運用しての感想ですが、たまらないほど静音というわけではないですね。

やっぱりファンノイズの音は漏れます。特に背面ファン3段階しか調整できず難ありですね。やはり、静音にこだわるにはファン自体も定番の静音ファンを導入しないといけないようです。

ただ、以前のケースの時よりかはかなり改善されました。長期運用してみないとわかりませんが、エアフィルターもあるのでケース内部にほこりがたまることもかなり防げそうです。

参考:

CNET:コンパクト、静音、組みやすい!Antec「Solo」の秘密に迫る

マイコミ:ATXケース「Antec Solo」「Antec Solo White」を多角的にチェック