3流プログラマのメモ書き

元開発職→社内SE→派遣で営業支援の三流プログラマのIT技術メモ書き。 このメモが忘れっぽい自分とググってきた技術者の役に立ってくれれば幸いです。(jehupc.exblog.jpから移転中)

(Linux)Java Web Start補足1[Sun製Javaのインストール。]

(Java)Java Web Startを使ってみたの補足資料です。

まず、CentOSJava のバージョンを確認してみました。

# java -version

java version "1.4.2"

gij (GNU libgcj) version 4.1.2 20080704 (Red Hat 4.1.2-44)

1.4になってます。まぁ Java Web StartJavaプログラムを配信するだけではサーバ側に Java はいらないようですが、気になったので、一応最新版にしてみました。

調べてみると、CentOS(RedHat)に元から入っている JavaGCJ(GNU Compiler for Java) という物のようです。

ここを見ると、yum でもこれ以上のバージョンアップはできないということで、Sun 純正のJDKを入れることにしました。

まず、Sun から最新版のJDKをダウンロードします。(*-rpm.binのほう)

ダウンしたファイルは jdk-6u17-linux-i586-rpm.bin なんですが、これのインストールは rpm -ih コマンドじゃなくて、実行権限与えて、直に実行してやればいいようです。

# ./jdk-6u17-linux-i586-rpm.bin

インストール終わったんですが、java -version しても /usr/bin/java はまだ 1.4 のほうを見てます。

さらに調査すると、CentOSでは update-alternatives によって複数のバージョン(または似たような機能)を持つプログラムを切り替えるよう管理されてるっぽいです。

update-alternatives の詳細はコマンドを便利に切り替える update-alternatives 使いこなし講座がわかりやすいです。

/usr/bin/java を1.6 のほうに切り替えるために、まず update-alternatives にさっきインストールした Sun の Java を登録します。

# alternatives --install /usr/bin/java java /usr/java/default/bin/java 30

そして、update-alternatives を使って 1.6 の方に切り替えます。

# update-alternatives --config java

2 プログラムがあり 'java' を提供します。

選択 コマンド

-----------------------------------------------

*+ 1 /usr/lib/jvm/jre-1.4.2-gcj/bin/java

2 /usr/java/default/bin/java

Enter を押して現在の選択 [+] を保持するか、選択番号を入力します:

これで2を選択すればOKです。

# java -version

java version "1.6.0_17"

Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.6.0_17-b04)

Java HotSpot(TM) Client VM (build 14.3-b01, mixed mode, sharing)