(Linux)Java Web Start補足1[Sun製Javaのインストール。]
(Java)Java Web Startを使ってみたの補足資料です。
まず、CentOS の Java のバージョンを確認してみました。
# java -version
java version "1.4.2"
1.4になってます。まぁ Java Web Start で Javaプログラムを配信するだけではサーバ側に Java はいらないようですが、気になったので、一応最新版にしてみました。
調べてみると、CentOS(RedHat)に元から入っている Java は GCJ(GNU Compiler for Java) という物のようです。
ここを見ると、yum でもこれ以上のバージョンアップはできないということで、Sun 純正のJDKを入れることにしました。
まず、Sun から最新版のJDKをダウンロードします。(*-rpm.binのほう)
ダウンしたファイルは jdk-6u17-linux-i586-rpm.bin なんですが、これのインストールは rpm -ih コマンドじゃなくて、実行権限与えて、直に実行してやればいいようです。
インストール終わったんですが、java -version しても /usr/bin/java はまだ 1.4 のほうを見てます。
さらに調査すると、CentOSでは update-alternatives によって複数のバージョン(または似たような機能)を持つプログラムを切り替えるよう管理されてるっぽいです。
update-alternatives の詳細はコマンドを便利に切り替える update-alternatives 使いこなし講座がわかりやすいです。
/usr/bin/java を1.6 のほうに切り替えるために、まず update-alternatives にさっきインストールした Sun の Java を登録します。
# alternatives --install /usr/bin/java java /usr/java/default/bin/java 30
そして、update-alternatives を使って 1.6 の方に切り替えます。
# update-alternatives --config java
2 プログラムがあり 'java' を提供します。
選択 コマンド
-----------------------------------------------
*+ 1 /usr/lib/jvm/jre-1.4.2-gcj/bin/java
Enter を押して現在の選択 [+] を保持するか、選択番号を入力します:
これで2を選択すればOKです。
# java -version
java version "1.6.0_17"
Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.6.0_17-b04)
Java HotSpot(TM) Client VM (build 14.3-b01, mixed mode, sharing)