フォルダやファイルのNTFSアクセス権を設定するときに、プロパティ→セキュリティタブから設定しますが、そこに表示されている「書き込み」と「変更」の違いを度忘れしたのでメモります。
一番の違いは削除ができるかどうかと、読み取りができるかどうかです。
書き込みは、あくまでファイルへの変更、ファイルフォルダの追加だけです。(つまり書き込みだけの設定では参照はできません。書き込み権限だけ持っているのでファイルの追加はできますが、あまりこのような使い方はないかもしれませんね。通常は読み取りと合わせて使うことになると思います。ただし、削除はできませんが。。)
変更では削除ができること、読み取り書き込みにできるすべてのことができるようです。
さて、読み取り+書き込みだけの権限で使い道はあるのかと思いましたが、削除させたくないけどファイルの変更はさせたいという場合に使えるかもしれません。例えば勤怠用のExcelファイルがあり、一般ユーザは削除はできないが、実績は自分で入力しろとかいう運用の場合です。
また、「読み取り」と「フォルダの内容の一覧表示」との違いですが、「フォルダの内容の一覧表示」はフォルダに対してだけ設定でき、文字通りフォルダ内のファイルリストを取得できるだけです。よって、フォルダ内のファイルを開くことはできません。
簡単そうで油断していると勘違いしてしまうNTFSアクセス権でした。(詳細なアクセス権になるともっと複雑ですが。。。)
参考: