(Linux)Ubuntu系10.04 , 10.10のIntelグラフィック内蔵チップ8xx病
現在、社内の古代PCでLinuxを入れて再利用できないか検討してます。
評価機は下記のとおりです。
NEC Mate MY24X/B-D
CPU:Celeron 2.4GHz
メモリ:256MB
2003年発表モデル
で、ディストリビューションは情報も多くデスクトップLinuxでは定番化しつつある Ubuntu をベースとした軽量の EcoLinux 10.04 です。
しかし、Ubuntuの 10.04 , 10.10 には Intel のグラフィック内蔵の 8xx シリーズのドライバに不具合があるようで、普通に使ってると突然 X Windows が落ちたりします。
今回の評価機は 845G なので見事このバグにハマりました。
Ubuntu Tips/ハードウェア/Lucidにおけるi8xx系グラフィックチップのフリーズに対するワークアラウンドにて、この intel 8xx 病に関するワークアラウンドが出ています。
ここの ワークアラウンド C にある intel DDXドライバのダウングレードを試みてみました。
具体的な方法はX Retro : “Ubuntu-X” teamにあります。
下記のコマンドでダウングレードができるようです。
$ sudo apt-get update
dpkg -l でダウングレードしたドライバのバージョンを確認すると下記のようになっていました。
ii xserver-xorg-video-intel 2:2.9.1-4+really2.8.0-0ubuntu4 X.Org X server -- Intel i8xx, i9xx display d
ちなみに、 EcoLinux 10.04 標準のドライバのバージョンは下記です。
ii xserver-xorg-video-intel 2:2.9.1-3ubuntu5 X.Org X server -- Intel i8xx, i9xx display d
今のところ、安定して動いているようです。