3流プログラマのメモ書き

元開発職→社内SE→派遣で営業支援の三流プログラマのIT技術メモ書き。 このメモが忘れっぽい自分とググってきた技術者の役に立ってくれれば幸いです。(jehupc.exblog.jpから移転中)

(Linux)ntpdを使った時刻同期方法

(Linux)ntpdateを使った時刻同期方法では、ntpdate コマンドを使って時刻同期してました。

ntpdateは一気に時間を変える方法なので、サーバにはあまり望ましく有りません。

ということで、CentOS5.5で徐々に時刻をあわせる ntpd を使った時刻同期をしてみました。

ntp パッケージが必要になります。

入ってない場合は、下記コマンドでインストールします。

yum install -y ntp

大幅に時刻がズレている場合、先に、ntpdate で同期したほうがいいです。

ntpdate ntp.nict.jp

hwclock --systohc ←ハードウェアクロックも同期

/etc/ntp.conf を編集し、同期するサーバを追加します。

# vi /etc/ntp.conf

## 時刻問い合わせのみ答える

restrict 192.168.1.0 mask 255.255.255.0 nomodify notrap

server 0.centos.pool.ntp.org

server 1.centos.pool.ntp.org

server 2.centos.pool.ntp.org

 ↓

#サーバの設定(nictは3回同じを書かないといけないらしい)

server -4 ntp.nict.jp

server -4 ntp.nict.jp

server -4 ntp.nict.jp

server -4 ntp.jst.mfeed.ad.jp

server -4 ntp.asahi-net.or.jp

server -4 192.0.0.10 iburst

-4はIPv4を使うというオプションのようです。

"iburst" は起動時に多数ポーリングし、初期化時間を短縮します。

設定が終われば ntpd を起動します。また、Linux起動時に動くようにしておけばいいでしょう。

# service ntpd start

# chkconfig ntpd on

ntpq コマンドを使うと、ntpdの状態を確認できます。

# ntpq -p

remote refid st t when poll reach delay offset jitter

==============================================================================

210.171.226.40 .NICT. 1 u 83d 1024 0 20.669 1.707 0.000

*ntp2.jst.mfeed. 210.173.160.86 2 u 721 1024 377 20.007 3.282 2.579

+orion.asahi-net 210.171.225.76 2 u 125 1024 377 20.763 1.184 0.219

+hogehogeserve.c 202.224.32.4 3 u 657 1024 377 0.279 -9.904 0.694

LOCAL(0) .LOCL. 10 l 6 64 377 0.000 0.000 0.001

"*" が付いていれば時刻同期出来ているようです。

ntpq での結果の見方は、ntpq出力内容の説明のくす牧場 : linux/ntpd [ntp, ntpd(Linuxでの時計の合わせ方)] - ゐ記が参考になります。

参考:

Linux NTP クライアントによる時刻同期の設定 - nekohamawalker's Blog - MASUDAQ.COM Blogger

気の向くままに ~備忘録@wiki~ - NTP

日本標準時プロジェクト 公開NTP FAQ