EMCのストレージVNXe3100で、CIFS共有フォルダをリモートレプリケーション構成で使っているんですが、レプリケーション先(デスティネーション)側のファイルを別サーバにコピーしようとすると、「デバイスの準備ができていません。」というようなエラーになることがあります。
これに関しEMC側に調査してもらったところ、レプリケーション時の処理で一時的にデスティネーション側ファイルシステムをアンマウントしており、それが原因のようです。
現バージョン(2.1)ではレプリケーションを一時停止してからコピーするか、2012/3リリースの2.2系以降であればレプリケーションデスティネーション側にスナップショットを取れるようになったので、スナップショットからコピーするようにして欲しいとのことを言われました。
バックアップの負荷を軽減するするために以下のような構成にしてたのが仇になりました。
クライアントPC ↑↓(通常LAN) VNXe3100メイン(CIFS共有) ↓ リモートレプリケーション 5分間隔(バックアップ用LAN) VNXe3100サブ(レプリケーションデスティネーション) ↓ バックアップサーバ
バックアップ処理としてコピーしたいので、スナップショットを使うようにするとバックアップ元のパスが動的に変化してしまうから面倒なんですよね。。
ということで、エラーがあっても再試行してくれる robocopy でバックアップコピー処理を行うことにしました。
(実際アンマウントしてる時間はわずかっぽいので、数秒置いてリトライできるようにしておけばコピーできるようです)