予期せぬ電源断でSolaris10(x86)が落ちてしまいました。 電源ボタンを押下すると、以下のようになり、フェイルセーフモードで起動してしまいます。
WARNING: The following files in / differ from the boot archive: changed /etc/driver_aliases The recommended action is to reboot and select the "Solaris failsafe" option from the boot menu. Then follow the prompts to update the boot archive. To continue booting at your own risk, you may clear the service by running: "svcadm clear system/boot-archive" Apr 10 10:00:00 svc.startd[7]: svc:/system/boot-archive:default: Method "/lib/sv c/method/boot-archive" failed with exit status 95. Apr 10 10:00:00 svc.startd[7]: system/boot-archive:default failed fatally: trans itioned to maintanance (see 'svcs -xv' for details) Hostname: HogeHost Requesting System Maintenance Mode (See /lib/svc/share/README for more information.) Console login service(s) connat frun Root password for system maintenance (control-d to bypass):
このメッセージが出た時の対処法をメモしておきます。
rootのパスワードを入力し、コンソールモードに入ります。
言語設定がデフォルトで日本語になっており、そのままでは文字化けするので英語に変更します。
(101キーボードとして認識するので、"="は、"^"のキーを押下します。また、DELやBackSpaceも見かけ上使えるんですが正しく動かないので、打ち間違い注意です)
# LANG=C # export LANG
ファイルシステムのチェックを行います。
# fsck -y /dev/rdsk/c1t0d0s0
結果以下のように出力されました。もう一回やれということのようです。
***** PLEASE RERUN FSCK *****
# fsck -y /dev/rdsk/c1t0d0s0
今度はfsck無事成功しました。
***** FILE SYSTEM WAS MODIFIED *****
再起動します。
init 6
まだフェイルセーフモードなので、コンソールモードに入り、ブートアーカイブをクリアします。
# LANG=C # export LANG # svcadm clear system/boot-archive
これでしばらくすると通常モードに切り替わり立ち上がってきました。