MCP70-642 Windows Server 2008 Network Infrastructure, Configuring のメモです。
参考書は下記を使用。
Windows のルータ機能は小規模、テスト用目的のみ。
よってサポートしているプロトコルは RIPv2のみ。
Windows Server 2008では追加されたり削除されたり機能がある。
追加された主な点としては
・IPv6
・暗号化でAES
削除された主な点としては
・OSPF,RIPv1 (2003で大規模用OSPFをサポートしてたのがびっくり)
・NWLinktとかMachintoshサービスとかIP orvre IEEE1394とかの古いプロトコル
■1.3.1 IPルーティング
ルーティングプロトコル
ここら辺は知ってるので簡単に。
・RIP
小規模用。ホップ数(経由するルータ数)を経路選択の判断基準にする。
・OSPF
大規模用。2008では未サポート。
ルーティングテーブルの管理
このコマンドでルーティングテーブルを見れる。(ClientPCでも実行可能)route print
このルーティングテーブルにない宛先はデフォルトゲートウェイにパケットを投げる。
直接ルーティングテーブルを操作する場合は
route -p add 宛先ネットワーク mask サブネットマスク(宛先ネットアドレスの) ゲートウェイ(ルータのIP) metric コスト値 if インターフェイスインデックス(?)
ちなみに route の後の -p は設定をレジストリに保存する設定。
同一サブネット上の複数ルーター
2つ方法があるらしい。
1.どっちか片一方のルータ(ルータA)をデフォルトゲートウェイとして設定。
この場合、もう片方のルータ(ルータB)向けのパケットもいったんルータAに行くが、ルータAはルーティングプロトコルにより、ルータBに転送し、結果として通信可能。
2.デフォルトゲートウェイを設定せず、手動でクライアントのルーティングテーブルを設定。
route -p addコマンドでルータAのネットワークアドレス向け通信はルータAに、ルータBのネットワークアドレス向け通信はルータBに転送するよう指定する。