アプリケーションを作ったらヘルプも作らなくてはなりません。
MSはWindows用として下記のようなヘルプ形式を策定してきたそうです。
Microsoft WinHelp(拡張子.HLP)
リッチテキスト形式のヘルプ。Win3.1,95/NT時代。Vista移行では表示エンジンが無いのでデフォルトでは見えない。
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Microsoft Compiled HTML Help 1.0(拡張子.CHM)
HTML形式のヘルプ。現在でも主力。Vistaや 7 でも表示可能。
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HTML Help 2.0
HTML Helpのバージョンアップ版だが、MSDN系でしか使われなてない模様。そもそも閲覧に Microsoft Document Explorer(dexplorer.exe) が必要で、これが開発環境インストールしないと入らない。つまり普通の Windows では見れない。
(ちなみに、(.Net)オリジナクラスのドキュメント(リファレンス)作成方法。(Sandcastle編)で紹介した Sandcastle は HTML Help 1.0/2.0の出力ができます)
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AP Help
Vista以降で採用。Microsoft Assistance Markup Languageとかいう何やら新しい言語で記述。作成ツールはほとんどない模様。
ということで、現時点で一番汎用性があり、お手軽なのは HTML Help 1.0 系統ということですね。
現在のプロジェクトではSpeedHelpPadというツールを使っているんですが、WYSIWYGで記述でき、かなり使いやすいです。
だた、コンパイルにはマイクロソフトが提供してる HTML Help Workshop というのがいるらしいで、それをインストールし、SpeedHelpPad からパスを指定します。
でも、やっぱりドキュメント作りは面倒くさい。。。。