3流プログラマのメモ書き

元開発職→社内SE→派遣で営業支援の三流プログラマのIT技術メモ書き。 このメモが忘れっぽい自分とググってきた技術者の役に立ってくれれば幸いです。(jehupc.exblog.jpから移転中)

(Windows)ワークグループからドメインの共有フォルダやドメインDFSにアクセスする方法

ワークグループのWindowsPCからドメインの共有フォルダやドメインDFSにアクセスするための方法です。

さらに、要件としてドメインのユーザで共有フォルダにアクセスします。(なので、ファイルサーバ側にクライアントと同じユーザ名、パスワードを入れるという使い方はしません。あくまでワークグループに参加できないPCがドメインのファイル資源を使うための方法です。)

まず、DFSでアクセスするときは名前解決ができないといけないので、DNSサーバをドメインが使ってるものにしてします。(大抵はドメインコントローラがDNSサーバも担ってると思いますが。。)

そして、そのワークグループのPCのネットワークアダプタTCP/IPの設定で、DNSサフィックスを指定します。

指定するのは接続したいドメインサフィックスですね。

(ドメイン名が hogedomain.jp ならそれを指定します。)

これでドメイン内のファイルサーバにUNC名でアクセスできるようになります。

ドメインDFSだとDNSサフィックスを指定しなくても \\hogedomain.jp で共有フォルダの一覧は見えるのですが、DFS名前空間にアクセスしようとすると 「\\hogedomain.jp\testdfs にアクセスできません。このネットワークリソースを使用するアクセス許可がない可能性があります。アクセス許可があるかどうかこのサーバの管理者に問い合わせてください。コンピュータが利用できない、またはアクセスが拒否されているため、ドメイン コントローラから構成情報を読み取れませんでした。 」 と怒られます。おそらく名前解決ができないとDFSサーバにアクセスできないんでしょうね。

さらに、 \\hogedomain.jp にアクセスすると認証ダイアログが出ますが、ここではドメインのユーザを指定してやります。

例えばユーザ名の所に hogedomain\user01 みたいな感じです。

これでドメインDFSで管理している共有フォルダにアクセスできるようなります。

ただ気になるのは DFSで \\hogedomain.jp にアクセスする際にも認証ダイアログが出ますし、そこからDFS名前空間の共有フォルダにアクセスしたときにも認証ダイアログが表示されます。

DNSサフィックスについては(MCP70-642)2.5 クライアントコンピュータの名前解決構成で詳しく取り上げています。