Solaris10上のFTP(in.ftpd)に、FFFTP で接続したんですが、ファイルの一覧が表示されません。
調査すると、きちせのさいと - Solaris10 一部のftpクライアントでファイル一覧が表示されない。に答えが載ってました。
どうやら日本語環境というのがダメなようです。
対応策としては、下記のようにFTPサービスの言語環境設定をアプリケーションデフォルト(大抵は英語)にしてやるといいようです。
(LANG C で翻訳しない、アプリケーションデフォルトロケールで表示するようですが、このあたりの詳細は1 Entry per Day: What's "LANG=C" ?が参考になります。)
# svccfg -s ftp setenv LANG C
そして下記コマンドで元(つまり日本語)ロケールに戻ります。
# svccfg -s ftp unsetenv LANG
Solarisは10からSMFというシステムで各種サービスを管理してるようで、svccfg というコマンドはSMFを構成するものの一つのようですね。
ちなみに、Solarisデフォルトの in.ftpd では root からのアクセスが禁止されていますが、/etc/ftpd/ftpusers ファイルで、root の行をコメントアウトすると root ユーザでも接続可能になります。
参考:
Solaris10~FTP~ - メモ帳@wiki - livedoor Wiki(ウィキ)
筋トレとバイクと私: solaris10:rootでftpを許可するには
きちせのさいと - in.ftpd ( 標準の ftpサーバーで wu-ftpd らしい ):
UNIX処方箋:Solaris 10におけるサービスの確認および管理方法 - ITmedia
vccfg(1M)-サービス構成のインポート、エクスポート、および変更 (SunOS リファレンスマニュアル 1M : システム管理コマンド)