グーグル、自社設計のサーバを初公開--データセンターに見る効率化へのこだわりで、Googleのサーバが公開されてました。
Googleってオープンなようで実は秘密が多い企業ですよね。
しかも、大抵社内だけで設計開発してるものが多いようです。(たとえばGoogleのWEBサーバはGWSという独自のものが稼働してます)
なので、今回の写真付き公開はサーバ好きの自分としては興味深かったですね。
特に、Google がエネルギー効率に力を入れてることがアピールされてます。
たとえば、UPSを使わず各マザーボードにバッテリをつけたり、電源は12Vだけのアウトプットでマザーボード内で変換するという点は他のサーバベンダーの製品と比べると異色ですね。
こちらの方の記事では、この特注マザーボードのベースモデルを予測してます。
コンテナ1台に1160台のサーバが搭載というのもものすごいスケールですね。
CPUもおそらく写真のマザーボードだと Dual Xeon ということで、x86 ベースです。やっぱり Itanium とかじゃないんですね。
自分が大手ベンダーで作業してた頃は、IA系高性能サーバというと Itanium みたいな認識がありましたが。。。
ちなみに、Googleの初代サーバを間近から詳細に撮影した写真いろいろで、Googleの初代サーバの写真が公開されてます。当然この時代と現在ではスペックや効率化の技術は違いますが、比較的安価なPC系ボードを挿しまくるという点で今も昔も変わらないようです。