昨今USBメモリのオートラン(自動再生機能)を使ったウイルスが多発しています。
勤務先でもしょっちゅう検出しています。
さて、マルウェア対策として、2011/2/23よりWindowsUpdateの「重要な更新プログラム」で、Autorun を無効化する更新(KB971029)が含まれるようになったようですね。
なお、CD,DVDのみオートランによる自動再生は有効のままだそうです。
以前からこの更新プログラムは存在してましたが、「オプションの更新プログラム」として配信されてました。
しかし、昨今のオートラン被害をみてMSもようやく重い腰を上げて重要な更新としたんでしょうね。
Windows7では当初からUSBのオートランが無効化されていましたが、どうせならその時にVista以前のOSについても重要更新として配布してほしかったですね。
ちなみに現時点で、WindowsUpdateのKB971029の詳細画面を表示すると、下記のようになってました。
Windows XP 用の更新プログラム (KB971029)
最終発行日時: 2011 年 2 月 22 日
一般的なダウンロード サイズ: 936 KB
この更新プログラムをインストールすると、CD ドライブと DVD ドライブでのみ [自動再生] ダイアログの AutoRun エントリが制限されます。インストール後には、コンピューターの再起動が必要になる場合があります。
↑日本語が間違ってますw。正しくは、「CD ドライブと DVD ドライブ以外で [自動再生] ダイアログの AutoRun エントリが制限されます。」ですよね。しっかりしてほしいです。
参考:
USB 経由のマルウェア感染に対する予防策 - Autorun の更新プログラム (971029) - 日本のセキュリティチーム - Site Home - TechNet Blogs