3流プログラマのメモ書き

元開発職→社内SE→派遣で営業支援の三流プログラマのIT技術メモ書き。 このメモが忘れっぽい自分とググってきた技術者の役に立ってくれれば幸いです。(jehupc.exblog.jpから移転中)

VMware ESXi5.0で、INTEL 82579LM のNICを使えるようにする

富士通のエントリーラックサーバ RX100S7 が開いたのでESXiを入れてテスト環境にしようとしました。

VMwareのサイトから、富士通版のESXi-5.0.0.update02イメージファイルをダウンロードしインストールしたところ、NICについてインテル82574L(Shared LAN用,中央)は認識しますが、インテル82579LM(Standard LAN用,右側)は認識しません。

ありゃと思って調べてみるとESXi5.0ではインテル82579LMは使えないようです。

(富士通の"VMware ESXi 5.0 詳細設計書Fujitsu PRIMERGY RX100 S7編"というマニュアルにも、「ESXi5.0環境において使用不可能」と有りました)

いろいろ調べているとパッチを当てると82579LMが使えるようになるとのことでした。

ESXi5.0でIntel DQ67SWのNIC-82579LMのドライバーをインストールして動作できました。 - Koujis Blogという記事で手順が懇切丁寧に載せられています。

まず、以下のものをダウンロードします。

・ESXi本体

 最初にVMwareよりESXiのイメージをダウンロードしておきます。今回は上述のように富士通用にカスタマイズされたものを用いました。

・ESXi-Customizer

 http://esxi-customizer.v-front.de/ からESXi-Customizerをダウンロードします。ESXiのISOイメージにパッチを当てるソフトだそうです。

INTEL 82579LMドライバ

 http://dl.dropbox.com/u/27246203/E1001E.tgzからダウンロードします。ファイル名は、「E1001E.tgz」にしておきます。

次に、ESXi-Customizer.exeを実行し、解凍された ESXi-Customizer.cmd を実行します。

GUIの画面が表示されるので、[Select the orignail VMware ESXi ISO]でESXiのISOイメージを選択します。

[Select an OEM.tgz file , a VIB file or an Offline Bundle]では、ドライバファイル「E1001E.tgz」を選択します。

[Slect the working directory]では出力先フォルダを指定します。

後のオプションはそのままで[Run!]を押下しして処理開始します。

途中で何か聞いてきた時は[はい]を選ばます。

これで出来たISOをCDに焼き、RX100S7でインストールしたところ、無事に82579LMが使えるようになりました。