なんだかんだで、相当期間放置してました。
数ヶ月ぶりの更新です。。。
今回のお題はKVM(CentOS6.2,Kernel2.6.32)の上で動いている仮想マシン(CentOS5.8)を、VMware ESXi(5.0)に移行する必要が出てきたので、そのメモです。
まず、ESXi上に新規の仮想マシンを作成しておきます。(仮想ディスクは作成しなくても構いません)
そして、KVM上で仮想マシンをシャットダウンし、KVMホスト上で qcow2 形式のディスクイメージを vmdk 形式に以下の様なコマンドで変換します。
(今回は qcow2 → vmdk でしたが、rawでも同様の方法でできるんではないかと思います)
変換された hoge.vmdk を vShere Client を使ってESXiのデータストアの新規で作成した仮想マシンのディレクトリにアップします。
vShere Clientで仮想マシンの設定画面を開き、[ハードウェア]タブの[ハードディスク1]を削除します。(ESXiで作成したディスクのデフォルトはSCSIなので、それをIDEにするためです)
そして、[追加]-[ハードディスク]のウィザードで、アップした hoge.vmdk を選択します。(この時、仮想デバイスノードがIDEになっていることを確認します)
これでブートすると、X Window が立ち上がってきません。
VMware Tools を入れるとドライバが入るようなので、VMware Toolsをインストールをしてやります。
vShere Clientで仮想マシン右クリック→ゲスト→VMware Tools のインストール/アップグレード を押下します。
仮想マシン上で、マウントを行いインストールを実行します。
mkdir /mnt/cdrom
mount /dev/cdrom /mnt/cdrom
cp /mnt/cdrom/VMwareTools-xxxx.tar.gz /tmp/VMwareTools.tar.gz
umount /mnt/cdrom/
cd /tmp/
tar zxvf VMwareTools.tar.gz
cd vmware-tools-distrib/
./vmware-install.pl
(これでインストールスクリプトが起動しますが、基本的にEnterで進めて大丈夫です)
インストールが終われば仮想マシンを再起動して、GUIで上がってくればOKです。
なお、Vmware Toolsのバージョン確認や起動確認は以下のコマンドでわかります。
バージョン確認
# /usr/bin/vmware-toolbox-cmd -v
8.6.5.13851 (build-731933)
起動確認
# service vmware-tools status
vmtoolsd is runinng
参考:
Centos6にVmware toolsをインストール 確認方法とトラブルシューティング | Redbox Hosting Blog