(SQL Server)Visual Studio のインストール後に SQL Server 2005 をVistaにインストールする
Visual Studio 2008 Pro をインストールしてるのですが、こいつは勝手に SQL Server 2005 Express をインストールしてるんですよね。
その状況+ Vista という環境で SQL Server 2005 Developer Edition を入れようとしてハマったことのメモです。
まず、SQL Server 2005 Developer Edition を MSDN サブスクリプションからダウンロードしたかったのですが、なぜか Developer Edition がダウンロードできませんでした。
(なぜかSQL Server 2005 Developer Editionのダウンロードリンクがグレーでダウンロードできない。他のエディションはすべてできるのに。。誰か理由がわかれば教えてください)
仕方ないのでDVDメディアからインストールすることにしました。
インストール先のOSは Vista SP1 です。
Vistaは基本的に SQL Server 2005 SP2 をあてないといけないので、setup.exe を実行すると下記のように警告ができます。
そのままプログラムを実行するでインストールに入ります。
するとセットアップのシステム構成チェックのエディションチェックで警告が。。
どうやらすでに Visual Studio のインストール時に SQL Server 2005 Express が入ってるので、SQL Server 2005 Developer Edition のインストールはアップグレードという位置づけになるようです。そしてアップグレードは引数に SKUUPGRADE=1 が必要みたいです。(ちなみに、この引数大文字じゃないとダメっぽいので注意が必要です。あと、引数はコマンドプロンプトでexeの後につけるわけですが、このexeのあるフォルダに移動してからじゃないとダメなようです。)
ということで、一旦インストーラを終了させ、コマンドプロンプトより引数付下記のようにsetup.exeを実行させます。
Q:\>"JAPANESE\SQL2005\DEVELOPER\SQL Server x86\Servers\setup.exe skuupgrade=1"
'"JAPANESE\SQL2005\DEVELOPER\SQL Server x86\Servers\setup.exe skuupgrade=1"' は
、内部コマンドまたは外部コマンド、
操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。-->フルパスで指定するのはダメ。
Q:\>cd "JAPANESE\SQL2005\DEVELOPER\SQL Server x86\Servers"
Q:\JAPANESE\SQL2005\DEVELOPER\SQL Server x86\Servers>setup.exe SKUUPGRADE=1
これでウィザードに従ってインストールします。
Management Studioを入れたい場合、「機能の選択」でクライアントコンポーネントの管理ツールを選び、ウィザード中の「既存のコンポーネント」で「ワークステーションコンポーネント、Books Online、および開発ツール」にチェック入れればOKです。(このチェック入れないと入らないで要注意)
後は、インストール後に SQL Server 2005 のSP2をあてます。
(Vistaで使うにはSP2をあてないといけないようです。)
SQL Serverはインストール直後はローカルからしかアクセスできないので、スタートメニューの「SQL Server 2005 セキュリティ構成」よりネットワークで外部からアクセスできるようにします。
「サービスと接続のセキュリティ構成」→「ローカル接続およびリモート接続」にすればOKです。
参考:
MSDN SQL Server Express のレポート サーバーを他のエディションの SQL Server にアップグレードする方法