VPN越しでのSMBを使うツールの動作が遅いということで、検証をローカルで行うためにわざと遅延を発生させたいと思っています。
Linuxだとtcコマンドでできるようですが、Windowsで動作するツールを探したところありました。
clumsyです。
WinDivert というライブラリのGUIツールみたいですが、clumsyをダウンロードするとWinDivertも入っているので別途インストールは不要です。
[Filtering]で、どの通信に適用させるかのフィルタを入れます。
遅延を疑似的に発生させるには、[Lag]にチェックを入れ[Lag Time]に遅延時間を入れます。 [Presets]から選ぶこともできますし、自分で構文を書くこともできます。 特定のIPとの通信にだけ適用する場合は、以下のように記載できます。
ip.DstAddr = 10.0.0.10 or ip.SrcArrr = 10.0.0.10
フィルター構文はManualを参照。
他にもパケットの破棄や、改ざん、ブロック等いろいろできるようです。 詳細は、clumsy aboutを参照。