MCP70-642 Windows Server 2008 Network Infrastructure, Configuring のメモです。
参考書は下記を使用。
■1.1.1 IPv6の構成
IPv6は結構苦手な分野なんですが。。
まずは基本
・128bitのアドレス空間がある。
・表記の仕方は16進数で4桁ずつに : で区切る。
ということは 4 * 8区切り。
・区切り内が全て0なら :: であらわせる。ただし1回のみ。(これは個人的に嫌な使用。パッと見た時固定長じゃないからわかりにくい!)
・区切り内に先頭から0が含まれている場合0を省略できる。
(例)上記を踏まえると、
となる。fe80:0000:0000:0000:24cd:00cc:0000:fe21
↓
fe80: :24cd: cc: 0:fe21
↓
fe80::24cd:cc:0:fe21
3つのアドレス形式
ユニキャスト
1対1の通信で使われるアドレス。グローバルユニキャストとリンクローカル(LAN内用)の2つがある。これは簡単。
エニーキャスト
IPv6で初登場。異なるインタフェースに同一のアドレスを割り振ることができ、エニーキャスト宛てで送信すると最も近いインタフェースが受信する。ということらしいが、よくわからん。
異なるインタフェースに同一のアドレスを割り振り,マルチキャストアドレスあてに送信すると,そのすべてのインタフェースが受信する。ということだが、実はこれもよく理解できてない。具体的にはUDPを使って、一対多の通信で使うらしい。(オンデマンド系とか)
ブロードキャストは廃止。
IPv6: ::1
グローバルユニキャストアドレス
2000::/3(先頭3ビットが「001」)~ E000::/3(先頭3ビットが「111」)までを使うらしい。
参考図:ITpro:IPv6編<第1回> IPv6アドレスを知る
グローバルユニークローカルアドレス
IPv4のプライベートアドレス。
fc00::/8 と fd00::/8 がある。
リンクローカルアドレス
fe80::xxx となる。
IPv4のAPIPAで振られる 169.254... と同じ意味らしい。要は、DHCPから振られなかった時のアドレスね。
参考図:ITpro:IPv6編<第1回> IPv6アドレスを知る
XPでIPv6をインストールするには?
を実行すればよい。ipv6 install
■1.1.2 IPv4の構成
これはいつも触ってるので比較的簡単です。
代替の設定
動的構成がONの時に設定できる。
設定していると、DHCPからIPもらえないときに、ここに設定したIPになる。
代替設定がOFFだと APIPA のアドレス(169.254.x.x)になる。
IPv4で覚えるのはこれくらいですかね。
■1.1.3 サブネット化
アドレス指定のルール
ネットワークアドレス or ホストアドレスに 255(ALL1) は指定できない→ブロードキャストを表すため
ネットワークアドレス or ホストアドレスに 0 は使用できない→ホストアドレスがALL0の場合、ネットワークアドレスを意味する
ネットワーククラス
・クラスA
最初のオクテットが 1-126 までのもの。
サブネットは 255.0.0.0 になる。
・クラスB
最初のオクテットが 128-191 までのもの。
サブネットは 255.255.0.0
・クラスC
最初のオクテットが 192-223
サブネットは 255.255.255.0
これは理解できるので流し読み。
サブネット化
ホスト部のアドレスの一部をネットワークアドレスにして、複数ネットワークに分割する。
192.168.0.0/24 → 192.168.0.0/26 みたいな感じ。
サブネット化すると、IPアドレスによっては別々のネットワークになり直接通信できなくなるので注意。
まあ、IPアドレスをビット化して書いたら簡単にわかりそう。
■1.1.4 スーパーネット化
初めて聞いた言葉かも。
ルーティングの効率を上げるためのもの。サブネット化の逆っぽい。
連続しているネットワークアドレスとサブネットを一つの大きなネットワークにまとめること。
192.168.0.0/24
192.168.1.0/24
192.168.2.0/24
上記をスーパーネット化すると
192.168.0.0/22
になる。