(Linux)ゲートウェイの設定に注意
一つはインターネットに出ないネットワーク(192.168.1.0/24)、一つはインターネットにでるネットワーク(192.168.0.0/24)です。
で、/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-デバイス名 でIPアドレス等のネットワーク設定を行ったわけですが、それからインターネットにつながらなくなりました。
原因はNICの設定ファイル内で、それぞれのNICにゲートウェイを設定していたためのようです。
設定はこんな感じです。
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ifcfg-eth0
DEVICE=eth0
BOOTPROTO=static
ONBOOT=yes
IPADDR=192.168.0.2
NETMASK=255.255.255.0
NETWORK=192.168.0.0
GATEWAY=192.168.0.1
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ifcfg-eth1
DEVICE=eth1
BOOTPROTO=static
ONBOOT=yes
IPADDR=192.168.1.2
NETMASK=255.255.255.0
NETWORK=192.168.1.0
GATEWAY=192.168.1.1
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routeコマンドで確認すると次のようになっていました。
# route
Kernel IP routing table
Destination Gateway Genmask Flags Metric Ref Use Iface
192.168.0.0 * 255.255.255.0 U 0 0 0 eth1
192.168.1.0 * 255.255.255.0 U 0 0 0 eth0
default 192.168.1.1 0.0.0.0 UG 0 0 0 eth1
デフォルトゲートウェイがインターネットに出ないネットワーク側のインターフェイス(eth1)に行くようになってます。
eth1 側のネットワーク設定ファイルで、ゲートウェイの設定を外すことでちゃんとインターネット側にアクセスできるようになりました。
Linuxのネットワーク設定の詳しい挙動はまだよくわからないのですが、複数のNICにゲートウェイを設定すると、デフォルトゲートウェイはどれかランダムになってしまうのですかね。
多分 route コマンドで設定しなおせば、指定したNICにできるのかもしれません。