3流プログラマのメモ書き

元開発職→社内SE→派遣で営業支援の三流プログラマのIT技術メモ書き。 このメモが忘れっぽい自分とググってきた技術者の役に立ってくれれば幸いです。(jehupc.exblog.jpから移転中)

動画エンコードめも

久しぶりに動画エンコードを行うこととなりました。

今までエンコードには、VirtualDubModを使っていたのですがかなり前のバージョンでした。

本家のVirtualDubはかなりバージョンが上がっているようだったので、本家版を使うこととしました。

本家版はhttp://virtualdub.sourceforge.net/からダウンロードできます。

(公式サイトはhttp://www.virtualdub.org/になります。)

現時点で安定版は 1.9.11 のようで、x86版とx64版が有ります。

日本語化パッチは、non existent - VirtualDub localization patchで公開されています。

日本語化されてないと意味不明なので、パッチ作者に感謝ですね。

本家版のVirtualDubは標準ではMPEG2やAC3の読み込みはできません。

で、プラグインを入れることで読み込みできるようにします。

プラグインfccHandler's page:から入手できます。

"File input plugins for VirtualDub"からプラグインをダウンロードし、プラグインファイルを VirtualDub の plugins フォルダに入れます。(x86版とx64版があるので注意しましょう)

AC3,AACACMコーデックも公開されているので、これらに圧縮したいときはそのコーデックも入れているといいかもしれません。

FLVのコーデックはMoitah.netに公開されてます。

さて、上記プラグインでAC3の音声はVirtualDubに読めるようになったのですが、他フォーマットに圧縮しようとするとできません。

ということで、不便ですが、別ツールでWAVEに出力し、VirtualDub側で外部音声として読み込まし、圧縮させる必要があります。

AC3を動画から分離し、WAVEにしてしまうツールですが、えこでこツールというツールが有用です。

動画ファイルをこのソフトにドラッグするだけで、分離とWAVEやMP3への変換ができてしまいます。

VirtualDub上でmp3にするにはLAMEを使うわけですが、このあたりの話は、Windows7 x64 での LAME インストールとx264vfwを参照。

また、エンコード時のアスペクト比ですが、チラシの裏: アスペクト比簡易計算機 ~ 動画のサイズ決定にでもどうぞ。を使うと割と簡単に求められます。

元ソースのアスペクト比が16:9で、解像度が720x480の場合、横ピクセルに合わせるには720x405となりますね。

VirtualDubのresizeフィルターにはアスペクト比を指定すると自動的に解像度を計算できるようになっているので楽です。

参考:

VirtualDub 動画I編集ソフト

追記:

AC3からMP3の変換ですが、上記にも掲載したfccHandler's page:の、「AC-3 ACM Codec」を入れることで、VirutalDubから直で変換できるようになるようです。