RedHatEnterpriseLinux6.0のクローンであるCentOS6をインストールしたわけですが、PCのスペックが低すぎてテキストインストールとなってしまいました。
テキストインストールだと最低限のパッケージしか入りません。
インストール後にちまちま個別にパッケージ入れるのも面倒です。
それで、Anacondaのインストーラみたいにパッケージグループ単位でインストール出来ないものか調査したところ、yum コマンドで出来るようです。
まず、以下コマンドでインストール済み、及び、インストール可能なグループを表示できます。
# yum grouplist
Loaded plugins: fastestmirror
Setting up Group Process
Loading mirror speeds from cached hostfile
base | 3.7 kB 00:00
extras | 951 B 00:00
updates | 3.5 kB 00:04
base/group_gz | 206 kB 00:00
Installed Groups: ←インストール済み
Optional packages
電子メールサーバー
Available Groups: ←未インストール
CIFS ファイルサーバー
FCoE ストレージクライアント
FTP サーバー
Infiniband のサポート
Java プラットフォーム
KDE デスクトップ
MySQL データベースサーバー
NFS ファイルサーバー
PHP サポート
Perl のサポート
PostgreSQL データベースクライアント
PostgreSQL データベースサーバー
SNMP サポート
TeX のサポート
TurboGears アプリケーションフレームワーク
WBEM サポート
Web サーバー
Web サーブレットエンジン
iSCSI ストレージクライアント
...省略
Done
任意のパッケージグループをインストールするには以下のようにすればいいようです。
なお、CetOS6.0の場合、"開発ツール " だけ、なぜか全角スペースが後に入っていたので注意が必要です。
なんか日本語で指定するのはちょっと気持ち悪いですね。
例えばテキストインストールして、X Window System とGNOMEデスクトップを使いたい場合は以下のようにします。
yum groupinstall "X Window System" "デスクトップ"
groupremove で削除、groupinfo でパッケージ中身を表示 するようです。
参考: