3流プログラマのメモ書き

元開発職→社内SE→派遣で営業支援の三流プログラマのIT技術メモ書き。 このメモが忘れっぽい自分とググってきた技術者の役に立ってくれれば幸いです。(jehupc.exblog.jpから移転中)

(Windows10)高速スタートアップをグループポリシーで無効化する

高速スタートアップと言うのはWindows8くらいから搭載された機能で、OSブート時にデバイスドライバの読み込み・初期化を行わず、直近のシャットダウン時の状態をハイバネーションファイルから読み込んで起動を高速化するものです。(シャットダウン時にデバイスドライバ周りのメモリ情報をハイバネーションファイルに書き込んでます)
詳しい仕組みについては、Windows 8 でお届けする高速な起動 – Building Windows 8を参考に。。

この機能をGUIで無効にするは、Windows10の場合、コントロールパネル\すべてのコントロール パネル項目\電源オプション\システム設定 から[高速スタートアップを有効にする(推奨)]にチェックを外すことで設定できます。

これをグループポリシーで管理下にあるPCに対して一括で行いたいと思います。
以下のポリシーで設定できます。

管理用テンプレート\システム/シャットダウン\高速スタートアップの使用を要求する 
値:無効

こうしてポリシーを反映させたんですが、上記のコントロールパネルの[高速スタートアップを有効にする(推奨)]のチェックは付いたままです。
でもOS起動時間は反映前に比べて長くなっています。(ログオン画面表示まで反映前15秒→反映後40秒)

どうやら、グループポリシーで設定してもコンパネのチェックには反映されないようです。
Technet:高速スタートアップを無効にした場合の留意点にも「グループ ポリシーを [無効] に設定している場合、UI またはレジストリ値 (HiberbootEnabled) での設定状態に関わらず、グループ ポリシーの設定が最優先されますので高速スタートアップは無効となります。」と書かれてしました。
他のポリシーは設定内容GUIに反映されることが多いのになぜ。。。。