WindowsServer2008R2を2台使ってドメインDFSサービスを提供しています。
しかし、クライアントOSがXPの場合、片方のDFSサーバに障害が起きると、共有フォルダアクセス時に30秒弱の遅延が発生します。
(フォルダ開く毎に30秒かかるので、作業になりません。Windows7の場合は遅延は最初の一回だけで後はサクサクでした。)
詳しい原因はわかりませんが、パケットキャプチャした結果XPの場合、障害後も両方のサーバにアクセスしているようです。
いろいろ試した結果、障害があったサーバをDFSサーバとして無効にしてやればいいようです。
(削除すると、おかしなことになり、DFSサービスを再インストールする羽目になりました。)
削除の手順としては障害発生時に、正常稼動中のDFSサーバの管理ツール→DFSの管理を起動します。
そして、名前空間ツリー展開→名前空間名 をクリックし、中央ペインの "名前空間サーバ" タブを選択します。
障害がおきているサーバを右クリック→名前空間サーバを無効にする を押下します。
これで障害サーバが切り離されました。
しかし、この設定が各クライアントOSに適用されるまでにおおよそ20分程度掛かりました。(早い場合は数分で適用されます)
サーバが普及した場合は、上記と同じ設定のところで、有効にしてやればいいようです。
障害を考えて冗長化しているので、ほんとはタイムラグ無しで障害サーバを見ないよう切り替わって欲しいわけですが、とりあえずこの方法しか思いつきませんでした。
もっといい方法があれば教えて欲しいですね。