AdobeAcrobatReader DCでサイレントインストール
AdobeReader Xをグループポリシーで自動展開したいと思ったけど。。でも少し触れていますが、AcrobatReader DCでのサイレントインストールオプションについてです。
インストール媒体はftp://ftp.adobe.com/pub/adobe/reader/win/から入手できます。
AcrobatDC ディレクトリの中に各バージョンごとのディレクトリがあるようです。
exe版あるバージョンもあれば、MSP版(アップデート)しか無いバージョンもあるようです。
今回はPCのセットアップ時に、バッチで汎用ソフトをインストールする際に全ユーザーに自動インストールさせるという要件です。(EULAダイアログは表示させたくない)
exe版のオプションは今までと変わらないようです。
exe に /? 引数を入れるとヘルプが出来てきます(英語ですが。。。)
主に以下の引数を使うことになります。
/sAll インストールを自動実行。画面は表示しない。 /sPB インストールを自動実行。対話的操作は不要だが、インストールの進行状況が表示。 /rs 再起動が必要な場合でも再起動しない。 /rps システム再起動のダイアログを表示しない。 /l ログファイルを生成。エラーが発生すると「%TEMP%\MSI*.LOG」というログが出力。 /msi Windows Installerオプションを指定。
今回の要件のため、/msiオプションでは、全ユーザーにインストール(ALLUSERS=TRUE)し、初回起動時に使用許諾書を表示させず(EULA_ACCEPT=YES)、インストール後にReaderが起動されないようにするオプション(SUPPRESS_APP_LAUNCH=YES)を指定します。
それで、以下のようなバッチファイルとなりました。
"\\nas\xxxx\AcroRdrDC1501720050_ja_JP.exe" /sPB /rs /rps /l /msi ALLUSERS=TRUE EULA_ACCEPT=YES SUPPRESS_APP_LAUNCH=YES
exe版が無い場合は、exe版入れてから、MSPファイルを実行するという流れになるのかもしれません。(まだ未確認ですが。。。)
参考:
@IT:WindowsにAdobe Readerをサイレントインストールする
サイレントインストールのオプション各種 : 備忘録