3流プログラマのメモ書き

元開発職→社内SE→派遣で営業支援の三流プログラマのIT技術メモ書き。 このメモが忘れっぽい自分とググってきた技術者の役に立ってくれれば幸いです。(jehupc.exblog.jpから移転中)

AdobeAcrobatReader DCでサイレントインストール

AdobeReader Xをグループポリシーで自動展開したいと思ったけど。。でも少し触れていますが、AcrobatReader DCでのサイレントインストールオプションについてです。

インストール媒体はftp://ftp.adobe.com/pub/adobe/reader/win/から入手できます。

AcrobatDC ディレクトリの中に各バージョンごとのディレクトリがあるようです。
exe版あるバージョンもあれば、MSP版(アップデート)しか無いバージョンもあるようです。

今回はPCのセットアップ時に、バッチで汎用ソフトをインストールする際に全ユーザーに自動インストールさせるという要件です。(EULAダイアログは表示させたくない)

exe版のオプションは今までと変わらないようです。
exe に /? 引数を入れるとヘルプが出来てきます(英語ですが。。。)
主に以下の引数を使うことになります。

/sAll  インストールを自動実行。画面は表示しない。
/sPB   インストールを自動実行。対話的操作は不要だが、インストールの進行状況が表示。
/rs    再起動が必要な場合でも再起動しない。
/rps   システム再起動のダイアログを表示しない。
/l     ログファイルを生成。エラーが発生すると「%TEMP%\MSI*.LOG」というログが出力。
/msi   Windows Installerオプションを指定。

今回の要件のため、/msiオプションでは、全ユーザーにインストール(ALLUSERS=TRUE)し、初回起動時に使用許諾書を表示させず(EULA_ACCEPT=YES)、インストール後にReaderが起動されないようにするオプション(SUPPRESS_APP_LAUNCH=YES)を指定します。

それで、以下のようなバッチファイルとなりました。

"\\nas\xxxx\AcroRdrDC1501720050_ja_JP.exe" /sPB  /rs /rps /l /msi ALLUSERS=TRUE EULA_ACCEPT=YES SUPPRESS_APP_LAUNCH=YES

exe版が無い場合は、exe版入れてから、MSPファイルを実行するという流れになるのかもしれません。(まだ未確認ですが。。。)

参考:
@IT:WindowsにAdobe Readerをサイレントインストールする
サイレントインストールのオプション各種 : 備忘録