PukiWikiのページをGUIで編集できるようにするguieditプラグイン
PukiWikiで情報共有サイトを作っても、エンドユーザには独特のWiki記法がネックになってしまうケースが多々あります。
ということで、WYSIWYG でページを編集できるものがないか探したところ、guieditというプラグインがありました。
(こちらのデモサイトで動作を確認できます。)
このプラグインは、オープンソースHTMLエディタである、FCKeditor をPukiwikiでも使えるようにしたもののようです。
ダウンロードは公式サイトから可能です。
インストール方法も上記サイトに書いてますが、一応メモしておきます。
まず、guiedit をダウンロードし、解凍します。
解凍後に、plugin\guiedit.inc.php を PukiWiki の plugin ディレクトリに配置します。
また、skin\guiedit ディレクトリを PukiWiki の skin ディレクトリに配置します。
FCKeditor を公式サイトからダウロードします。
解凍後に、fckeditor を Pukiwiki の skin ディレクトリに配置します。
|
の次行に以下を追加します。
' .
$lang['guiedit'] . '' ?> |
$_LANG['skin']['edit'] = '編集';
の次行に以下を追加します。
$_LANG['skin']['guiedit'] = '編集(GUI)';
pukiwiki.ini.php でPKWK_ALLOW_JAVASCRIPT を 1 にし、JavaScriptを有効にします。
define('PKWK_ALLOW_JAVASCRIPT', 1);
$pkwk_dtd を PKWK_DTD_XHTML_1_0_TRANSITIONAL か PKWK_DTD_HTML_4_01_TRANSITIONAL にします。
(PKWK_DTD_XHTML_1_0_TRANSITIONALにした場合)
//$pkwk_dtd = PKWK_DTD_XHTML_1_1; // Default
//$pkwk_dtd = PKWK_DTD_XHTML_1_0_STRICT;
$pkwk_dtd = PKWK_DTD_XHTML_1_0_TRANSITIONAL;
lib/convert_html.php の
$anchor = ' &aname(' . $id . ',super,full){' . $_symbol_anchor . '};';
の次行に以下を追加します。
$fixed_heading_anchor = 1;
$fixed_heading_anchor_edit = 1;
ツールバーにリンクを追加するために、以下の設定を行います。
$_LANG['skin']['edit'] = '編集';
の次行に以下を追加します。
$_LANG['skin']['guiedit'] = '編集(GUI)';
lib/html.php の
$_LINK['edit'] = "$script?cmd=edit&page=$r_page";
の次行に以下を追加します。
$_LINK['guiedit'] = "$script?cmd=guiedit&page=$r_page";
$_IMAGE['skin']['edit'] = 'edit.png';
の次行に以下を追加します。
$_IMAGE['skin']['guiedit'] = 'edit.png';
の次行に以下を追加します。
guieditを導入して気になったのが、編集画面の縦が小さいことです。
どうやら既定値は300pxのようです。これではちょっと不便なので、もっと縦を長くとってみました。
skin/guiedit/guiedit.js ファイルの
var oFCKeditor = new FCKeditor('msg', '100%', 300, 'Normal');
の 300 の所を任意の値にすると高さが変わるようです。
文章入力時に普通に改行すると、違う段落になってしまうようです。
同じ段落内での改行は Shift+Enter で改行しないといけないようですね。
リンクを張る場合、リンクを張る文字列を選択し、「リンク挿入/編集」ボタンを押します。URL へのリンクを張る場合はリンクタイプ:URL,プロトコル:httpを選びURLを、Wiki ページ名へのリンクを張る場合は、リンクタイプ:URL,プロトコルから<その他>を選択しURL欄にページ名を入力するようです。