最近のイーサネット機器のほとんどには通信速度や通信モード(半二重、全二重)の設定を自動的にしてくれるというオートネゴシエーション機能がついてます。
ところが、この auto-negotiation は設定や認識ミスで誤認識するようなことがあるようです。
ググってみるといろいろこれに起因するトラブルが多いようでした。
しかも厄介なのは誤認識してもとりあえず通信は確保されてしまうということですね。
その場合、Rx CRC Error Count 等の通信エラーが発生するようです。
ですので、通信が遅いとかいう場合で思い当たる節が無い場合は、ネゴシエーションの誤認識を疑い、双方を固定にしてみるのもいいかもしれません。
(ただしどこのポートをどのモードの固定にしているかをしっかり管理する必要がありますが。。)
特にネットワーク機器(スイッチ)側とサーバ・PC側とのネゴシエーションの設定が違うと誤認識が発生する率が高いようです。
(片方がネゴシエーション固定、片方がオートネゴシエーションみたいな場合)
参考:
Auto-Negotiation (オートネゴシエーション) の問題 - ネットワーク管理者というお仕事
Auto-Negotiation(オートネゴシエーション)の問題 ~対策編 - ネットワーク管理者というお仕事
まだAuto-negotiation設定にしてますか?: sanonosa システム管理コラム集
スイッチ・ネットワークのトラブル対処法――(1) 第3回 - 1週間で学ぶネットワークの要点:ITpro
インフラエンジニアに成る:オートネゴの問題がなくならない - livedoor Blog(ブログ)
Ethernet LAN - 全二重通信/半二重通信:フロー制御( ジャム信号/PAUSEフレーム )スイッチ~サーバ間は固定がいいようです。
ふじきち日記: L2 L3スイッチ オートネゴシェーションの不具合スイッチメーカーによるオートネゴシエーションの不具合でフロー制御が動かないことがあるようです。