Windows 7β版を Virtual PC にンストールしてみた。 Part4
Windows7 βのレビュー第四弾(最終回)です。
Windows Media Playerも12にバージョンアップしてるみたいですね。
従来のWindows Media Playerは1つのウィンドウ内にライブラリとプレイビュー等がありタブで切り替える感じでしたが、Windows Media Player12はライブラリとプレイビューの画面が独立しています。動画ファイルを再生すると、自動的にプレイビュー画面になり、それ以外のファイルの再生の場合はライブラリがデフォルト表示みたいです。
この切り替えは慣れが必要になりそうです。
ペイントです。今まであまり変更がなかったペイントですが、Windows7でずいぶんがらりと変わりましたね。まず、UIにOffice2007で採用されたリボンインターフェイスが使用されています。今後このリボンが標準になっていくのでしょうか。個人的にはまだリボンに慣れていないので、困ったもんです。
ブラシもいろいろな種類が用意されています。また、グリッドやルーラも表示可能になっていました。
画像を開いたときにデフォルトで開くのはフォトビューアーです。Vistaのときはフォトギャラリーという画像管理ソフトの一機能としてでしたが、Windows7からフォトギャラリーやWindows メールなどはデフォルトで搭載されなくなったので、プレビューだけのフォトビューアーとなったみたいですね。
しかし、操作はほぼVista時代のフォトギャラリーと同じようです。このUIインターフェイスあまり好きじゃないんで改善してほしかったんですけどね。(特に拡大時にスクロールバーが表示されないところや次へ前への間のボタンがスライドショーだということなど)
Windows7はネイティブでタッチパネルに対応してるということですが、タスクバーに表示するツールバーに「Tablet PC 入力パネル」というのがあり、タッチパネルやタブレットから簡単に文字が書けます。といっても、これはVistaにも同様の機能があるので、あれっ。。って感じですが。
Internet ExplorerはIE8ベータ版がバンドルされています。
デスクトップのコンテキストメニューです。
直接解像度の設定へのメニューが用意されているのはいいと思いました。
また、ガジェットのメニューの用意されています。
ガジェットですが、Vistaのようにサイド―バー配置はなくなり、自由に配置する形になったようです。
「付箋」というアプリケーションも新たに付属し、デスクトップに簡単に付箋が張り付けられます。
「Snipping Tool」というツールも付属しています。これは指定された領域をキャプチャして保存する機能です。
今まではPrint Scrnキーでキャプチャして、特定の部分をペイントツールで切りぬきとかしていましたが、そんな必要もなくなりそうですね。
Windows7では電卓も機能強化されています。
まず、モードですが、今までは普通の電卓と、関数電卓しかありませんでしたが、新たにプログラマと統計モードが追加されています。
上記の図はプログラマモードです。打ち込んだ数値を2進数で表示される領域があるので、開発者には便利かもしれません。
また、オプションメニューから単位の変換機能や、日付の計算機能、テンプレート機能が使えます。上の図は単位の変換機能を表示しています。
テンプレートからは燃費や住宅ローンの簡易計算機能があります。これも結構使えるかも知れません。
以上4回にわたってWindows 7 ベータ版のレビューを書いてみました。
タスクバー関連のUIは慣れるまでちょっと時間がかかりそうです。
しかし、Vistaより着実に改善されている部分は多いので期待できそうです。
XPからの乗り換える価値があるかどうか、見ものですね。
見ているといろいろなところでベータ版のレビューが行われているようです。
たとえば、ITmedia Windows 7のβ1をインストール、その第一印象は?など。
それほど悪いことを書かれていないというのが現状です。
今後のリリースでこれ以上になってもらえるとうれしいんですんが。。