メーカーがWindowsXPプリインストール搭載のPCを出荷することがなくなり、Windows7しか手に入らない状況になってしまったわけですが、古い業務ソフトを使うときにXPじゃないとダメという事が未だに発生しています。
Windows7のXPモードではカバーしきれない場合、OSをXPに入れ直さないと行けません。
その際、Windows7のエディションが Professional or Ultimate で、OEM(プリインストール) or DSP(PCパーツ付属) or ボリュームライセンス版ならダウングレード権が付いているため、VistaもしくはXPにダウンロードできるようです。(パッケージ版のWindows7にはこのダウングレード権がついてないことになります)
ダウングレード権に関しては、Microsoft Windows 7 : Windows 7 のダウングレード権 (旧バージョンソフトウェアの使用) についてが公式の説明となるようです。
XPのメディアについては以下の3つが使えるようです。
1) PCメーカーより出荷された PCに 添付されていたバックアップメディア・ダウングレード用メディア
2) 一般に店頭等で販売されていたパッケージ版メディア
3) マイクロソフトが提供するボリューム ライセンス メディア
おそらく一般的には以前に購入した 2) のメディアを使うことになると思いますが、問題はインストール時のプロダクトキーです。
これについては、MSのページでも詳しく書いていません。
調査すると、プロダクトキーについてはすでにインストール済みでダウングレードしようとするのと同じエディションのプロダクトキーで構わないようです。
つまり、プロダクトキーの使い回しですね。
Windows7のダウンロードはすでに持っているXPのプロダクトキーで、ダウングレード対象(2台目)PCで使えるようにする事のようです。
ただし、アクティベーションはオンラインではできないため、オペレータにつなぎ、Windows7からダウングレードである旨を伝える必要があるようです。
参考:
ITmedia:そういえばあまり理解していなかったかも:改めて知る、「Windowsのダウングレード権」とは